・ハセップ(HACCP)とは
HACCPとは、Hazard(危害) Analysis(分析) Critical(重要) Control(管理) Point(点)の頭文字を取った略称で「危害分析・重要管理点」と訳されおもに細菌・カビ・微生物等による危害から食品の安全性を確保する為のシステムで、HACCPシステムによる衛生管理システムを組み入れた「総合衛生管理製造過程」として厚生省に承認されると、従来の食品衛生法で一律に義務づけらていた方法に従わない製造方法を用いてもよくなります。
わが国では、1995年(平成7年)に改正された食品衛生法の中に、「総合衛生管理製造過程」としてHACCPの承認制度が導入され、法的に定められた基準で製造するか、HACCPにより製造するかを選択する事になっています。
また、HACCPがの普及率が一番多い国が米国です。現在は、食肉製品及び水産食品の衛生管理にはHACCPが法的に取り入られています。
・HACCP仕様の扉
弊社は、食品の安全性について危害(細菌繁殖、異物混入等)を極力軽減させる為に、通常仕様の扉に独自の加工を加えた扉です。また、その使用用途により食品の安全確保を図る上で、支障がある場合は、それらに応じたHACCP仕様の扉をご相談の上製作いたします。
※HACCP仕様(オプション品)
1.防塵カバー : レールカバーは、「ほこり」等がたまらない様に45度の傾斜を付けております。
2.リフトレール : 床面にパッキンの跡が付かないように、扉が開くと床面から10o上昇し、ズリパッキンが床面をこすらないようになります。
3.扉側面からスイッチなどのリード線が、レール端までぶらさがっていましたが、レールカバー内部に収納して衛生面を向上いたしました。
4.電動扉の開閉スイッチは非接触センサー又はフットスイッチを使用し、手を触れない扉の開閉を行うことをお勧め致します。