建具の気密性能試験方法に沿って公共試験所で所定の試験を行い、
結果A4等級線を大幅に上回る性能を証明出来ました。
試験内容は試験用圧力箱に建具を入れて、その中の内部圧力を一定に保ったのち、まずは室内側から一定の風圧を掛けてゆき、建具を通過する空気量(通気量)を測りこの数値は正圧という。
その後、室内側から一定の風圧を吸込む時に建具を通過する空気量(通気量)を測りこの数値は負圧という。
風圧は10Pa(パスカル)から始まり30.50.100.50.30.10と段階的に圧力を掛けてゆくその時それぞれの数値を計測します。
それぞれの数値を出して気密性能の評価をします。
当社の上記の試験による性能評価表
片引扉 |
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測定結果 |
圧力差 △p (pa) |
通気量 q(m3/h・m2) |
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正圧時 |
負圧時 |
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昇圧 |
10 |
0.09 |
0.09 |
|
30 |
0.18 |
0.14 |
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50 |
0.29 |
0.17 |
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100 |
0.91 |
0.26 |
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降圧 |
50 |
0.29 |
0.18 |
|
30 |
0.18 |
0.14 |
||
10 |
0.09 |
0.08 |
両引扉 |
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測定結果 |
圧力差 △p (pa) |
通気量 q(m3/h・m2) |
||
正圧時 |
負圧時 |
|||
昇圧 |
10 |
0.13 |
0.09 |
|
30 |
0.26 |
0.23 |
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50 |
0.37 |
0.33 |
||
100 |
0.60 |
0.55 |
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降圧 |
50 |
0.37 |
0.31 |
|
30 |
0.26 |
0.22 |
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10 |
0.13 |
0.10 |
上記の試験結果により当社の扉がA−4等級基準をクリアーしています。
(試験場所−財団法人 日本建築総合試験所 )
※通気量の計算方法は1u当り1時間指定の風圧が扉に当った時の扉からもれる
空気量を測定した数値です(単位はm3です)
※風圧の目安としましては100Paでm2当り10kgぐらいです。